にきびと代謝の関係性について。
にきびの治療と毎日のケアを行うにあたって、基礎知識ともなるにきびと代謝の関係性について今回はお話させていただきます。よく甘いものや脂っこいものはにきびによくないと言われていますが、糖質や脂質やたんぱく質をエネルギーに変換することを代謝といいます。代謝されたエネルギーは、歩いたり、走ったり運動する際に使われますが、心臓を動かしたり、呼吸をしたり、胃腸を働かせたりといった、内臓を動かすときにも使われます。また、髪の毛を伸ばしたり、皮膚のターンオーバーにもエネルギーは使われています。汚れて固くなった古い皮膚細胞を、新しく生まれたキレイな皮膚細胞によって繰り返し押し出し、健康な肌の状態を保持することをターンオーバーといいます。代謝が悪い状態だと、ターンオーバー、新しい皮膚細胞を生成するのに必要なエネルギーを充分に得ることができません。そして、古くなった角質細胞が毛穴をふさいでしまい、これがにきびの原因となります。きちんと正しいペースで代謝されていると、大人にきびが発生しにくくなる理由はこれです。ひとつ、代謝の効果についての注意点なのですが、カロリーの高い脂っこい食べ物、また甘いものをたくさん摂取すると、通常の代謝能力では追いつかないということがあります。代謝が追いつかないと、脂質や糖質が分解されずにいつまでも血管中や細胞中で滞ってしまうのです。分解されない脂質や糖質が大人にきびの原因となってしまうのです。